アラサーになって海外大学院留学してみた

Glasgowで感じたことをつらつらと

19日目:なんと幸せなこと

計量経済学がわからない。辛い。

タイトルと真逆の書き出しになったが、あえてである。

今日はほぼ半日計量経済学の教科書とにらめっこしていた。

私自身、学部生の頃に一応計量経済学の講義は履修したのだが、その後全くその知識を使っておらず、加えて何年も前の出来事であるため、ほぼ初学者の気分なのである。

 

それでも、苦戦している時にふと気がついた。

こんなにも勉強に集中できる時が再びやってくるなんて、大学卒業時には思わなかった。

就職後も、それなりに勉強は継続していたつもりだが、やはり仕事のことが気になってしまうもので。次のミーティングに備えてどうしようかな、とか、あのメール返信しそびれた!とか。まあそれは仕方なかった。日々の8時間をそれに費やしているのだから。

それが今は仕事の心配をしなくていいのだ。

今は今で、気になることはある。例えばもちろん次の授業のこととか、今日英語上手く話せなかったなあ、、、とか。

 

でも、日本にいる時より、自分に対して意識を向ける時間が多くなった気がする。

1年間しかこの贅沢な期間はないのだから、ちゃんとしよう、という気持ちが大きいのかもしれない。もしかしたら、日本にいるときはいささか適当に過ごした日々もあったかも。

勉学、自己分析に集中できるこの貴重な日々に感謝。

 

そんなことを思った図書館帰りの一枚。

 

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大学らしからぬライトアップの色。

 

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こちらはちょっと前に撮った月。