アラサーになって海外大学院留学してみた

Glasgowで感じたことをつらつらと

40日目:オフィスアワー

 火曜日の話だが、教授のオフィスアワーというものを使ってみた。

勝手な自分の目標として、週に1回は何かしらにチャレンジしてみようと思っており、まさに大きなチャレンジだった。

 

事前に教授へアポをとり、都合を聞いた上で設けられているオフィスアワーに教授の部屋へ行き、質問とディスカッションを行った。

本当に緊張した。

大学生の頃は、全く真面目ではなかったので、そんな教授に質問なんて発想もなかったし、ゼミの教授にすら質問なんて行かなかった。

 

そんな私がなぜ、というと、挑戦の意味合いが強い。

もちろんこの教授のリサーチ分野が、私の一番興味のあるものだということもある。また、来週以降、この教授に質問するには、対面ではなくオンラインのみになってしまうという制約もあった。

 

ただ、それ以上に、せっかくイギリスまで来て大学院で勉強しているんだから、英語で質問してみよう!と思ったのだ。

 

「質問してみる」から始まったので、肝心な中身(何を質問するか)を整えるのに時間がかかった。曖昧な疑問を深掘りして、いくつか論文を読み、質問の軸を作成。

この時に作ったメモが本当に役に立った。

 

実際に教授を訪ねてみると、その方は、本当に優しい雰囲気で、全然緊張しなくていいよ!と言ってくれるのだが、やっぱり緊張してしまう。

緊張すると、何を言いたかったのか頭から飛んでしまう。これは日本語の時もそうなのだが、英語だと尚更。

 

断りを入れて、メモを閲覧。どうにか質問、ディスカッションを続けることができた。

 

 

教授の考えに触れること自体、とても有意義なことだったが、それ以上に得たものは、自信かもしれない。

メモを見ながらではあるが、自分の考え、疑問を伝え、相手の発言を理解し、さらに質問をしていく。これができた。という経験が多分私の自信になっていく。

 

よくインド人フラットメイトに、「もっと英語に対して自信持ちなよ!」と言われる。本当にそのとおりだと思う。ただ自信は自分でつけるしかないし、一朝一夕につくものでもない。

今回のようにチャレンジを重ね、ちょっとずつ自信をつけていきたい。

 

そういえば今日はついに霧が出た。グラスゴーに来て初めて。

 

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教授の部屋に向かう道中で撮った写真。この時は平静を装おうとしていたのだと思う。


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帰宅すると、学生寮のエントランスにこんなものが。もう冬ですね。


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