アラサーになって海外大学院留学してみた

Glasgowで感じたことをつらつらと

77日目:ヨーロッパへの偏見

フラットメイトと話していて、思ったことがある。

 

夜、フランス人とインド人のフラットメイトと話していたところ、ひょんなことからracismの話になった。

まず思ったのが、私は正直人種差別に対して強い考えや意見を持ってこなかった、ということだ。

もちろん日本でも、アイヌなどの問題があるのは把握しているが、生活にはそこまで影響しなかったし、

今回は特にイスラム教への差別が話題になっていたのだが、宗教対立も日本ではみたことがない。

 

ただ、よく「日本人は意見を持たない」と言われがちだが、強い意見を持つ必要があるのか。。。とも思う。

無関心というわけではなく、今回に限って言えば、フラットメイトたちの熱量に圧倒された。

 

特にフランス人の彼女は、フランスは差別が当たり前で、皆クローズマインドで、絶対に国へ帰らないと言うくらいの強い反対意見を持っていた。

彼女の話を聞くと、日本は保守的だと思っていたのだがそれよりもフランスは閉鎖的で差別的なのかもしれない、と感じる。

なんとなく、欧米ひっくるめて考えていて、先進的な考えだ思っていた。し、期待していた。

 

とっても個人的な意見としては、皆が皆、社会問題に関して強い意見を持たなくてもいいんじゃないかと思っている。私が深く考えられるキャパは決まっているので、もっと関心のある世界にそれを振り分けたい。

でもできれば、自分の芯は大切にしておいて、できるだけバイアスをなくすように色々な考え方を吸収していきたい。とふと感じた。

 

深い議論が英語でできるようになったのも、これまた成長とポジティブにとらえる。

 

もうすぐクリスマス!グラスゴーの街にはイルミネーションがどんどん増えてきてます。