アラサーになって海外大学院留学してみた

Glasgowで感じたことをつらつらと

98日目:ドイツクリスマスマーケット巡り 車中

列車の旅、結構私は好きだったりする。

これを書いているのも実は車中だったりする。

今乗っている列車は、日本の新幹線みたいな座席の感じで、私の号車は2階建てになっている。むちゃくちゃ綺麗で快適。窓もきれい!(個人的な統計だけども、海外の列車の窓って大体汚い。)結構車窓からの眺めをぼけっとしながら楽しんでいる。

たまにはふと、日本と全然違うなあ・・・世界は広いなあ・・・自分はまだまだちっぽけだなあ・・・とかありふれたことを思いながら感傷に浸る時もあるけど、大体は何も考えずにぼーっとしている。



とか言いながら今気づいたのだが、車窓から見るドイツの森は、何となく寂しい感じがする。何でだろう。

何というか、全体的に黒くて、ところどころ薄い赤茶色みたいな感じで。季節も影響しているのかもしれない。落葉樹が多いのかな。(落葉樹というワードが出てこずググりました)あと細い木が多い。

 

だからなに?というわけでもないのだが、そんなことを考えたり考えなかったりして、列車の旅を楽しんでいる。

 

そういえば昨日乗った列車は、一つの号車に何個か部屋があるタイプで、ハリポタの列車みたいな作りだった。(中身はもう少し近代的で快適。ちゃんと電源タップもある。)

そういうタイプの列車は初めてだったので面白かった。コンパートメントというのか?名前はよく分からない。約2時間、知らない方々とほぼ個室で過ごすのはややビビったが、平穏な時間を過ごせた。

 

昨日は初めてジャーマンレイルパスを使ったのだが、ちょっとしたアクシデントがあった。

このパスをアプリ経由で使っているのだが、使い方をちゃんと理解していなかった。

パスそのものを「アクティベート」する必要があるのはわかっていて、それはしていたが、その画面を検札の時に見せたら、すごい剣幕で「何だそれは!私はみたことない!ちゃんとしたバーコードを出せ!(※想像。ドイツ語だったので)」と言われた。

どうやら、パスそのものをアクティベートしたあと、実際に乗る列車をアプリで登録の上、バーコード(QRみたいな)を出力する必要があったのだ。

あとで改めて説明を読んだら、しっかりそのことが書いてあったのだが、パスそのもののアクティベートさえすればいいという思い込みがあったかもしれない。思い込みって怖い。

 

あの時は本当に焦った。ドイツは容赦無く列車の罰金を取ると聞いていたので、一瞬諦めて罰金を払うことも頭によぎった。検札の人にパスポート取られるし、その人はドイツ語しか話してくれないし、かなりパニックになってしまった。しかし隣にいた優しい方とアプリを確認し、すぐにバーコードをゲットすることができた。しかもその方、どこかへ行ってしまった検札の人に、その旨を伝えに行ってくれた。結果、事なきを得た。

 

私は結構一人旅をしている方だが、痛感するのは外国で「知らなかったから」は通用しないということ。一定程度の下調べはマスト。(と自分に言い聞かせている。)

 

そんなこんなでハプニングもありつつ、ドイツの列車旅は快適である。今日は長旅だ。