ニュルンベルクの次はミュンヘンへ。ミュンヘンは初めてではなかったのだが、前に来たときは単なる列車の乗り換えだったので、こうやってじっくり街を歩くのは初めてだ。
お昼過ぎくらいにミュンヘンへ到着し、ホテルへ直行。荷物を預けて街へ繰り出すことに。
今回のホテルはメインのクリスマスマーケットから徒歩圏内。
ホテル選びは毎回迷う。もちろん土地勘はないわけだが、その旅で自分が行きたいところをピックアップしておき、そこへのアクセスの利便性と、値段、口コミなどから総合的に判断して決める。クリスマス時期だったので、全体的にやっぱり値段はちょっと高かった。かつ円安(対主要通貨)なので、いくつかの都市では少し遠いところを選んだ。(が、結果的にトラムを使う羽目になるので、近くてちょっと高い方が安かったかもしれないが、まあ次の機会の反省点とする。)
ミュンヘンのホテルでは、チェックイン時間前だったので部屋には入れなかったものの、なぜか先にルームキーのカードをもらえた。再度チェックイン手続きをしなくていいらしい。これはこれでありがたい。
この日のミュンヘンは、きれいな晴天だった。歩いていて気持ちがいいし、何より写真を撮るのが楽しい。
ミュンヘンのクリスマスマーケットは、ショップのデコレーションが凝っているタイプ。いくつかのマーケットを巡ってきて、おそらくショップの装飾は統一感があるところと、それぞれ工夫して競っているところと、二分されるんじゃないかと思う。どちらもキラキラしていて可愛くて楽しいのだが、個人的にはそれぞれ個性を出しているタイプの方が見ていて面白い。
ショッピングストリートみたいなところを歩いていると、ハリボーのお店を発見。
かなり賑わっていた。ちなみにそもそもハリボーのファンでもないのだが、種類がむちゃくちゃ多かった。ビーガンのものもあったりして、さすが本場だと感じる。店の奥には量り売りコーナーがあり、そこが特に盛況だった。
お酒を飲むには早いなと思い(注:クリスマスマーケットに行く=ワインを飲む、なので)、先に観光地を訪れることに。
行ったのはレジテンツという宮殿。
https://maps.app.goo.gl/CSb78j1jVQLPjev76?g_st=ic
ここ、恐ろしいほどに入り口が分かりづらかった。Googleマップでシンプルに「レジデンツ」と検索してしまうと、ちょっと違う入り口が出てきてしまうので、15分くらいうろうろした記憶がある。
「レジデンツ 美術館」で検索し直し、やっとこさたどり着いた。ちなみに入り口は下の左側の写真。ちゃんと見ておかないと結構見過ごす感じ。
ここのおすすめポイントは、日本語のオーディオガイドがあること。チケットを買った場所のすぐ近くで入手できるので(チケット代に含まれていると思う。)、日本人旅行者は絶対持って行った方が良い。
まず、めちゃくちゃ広かったし、見応えがすごかった。オーディオガイドもあったことから、正味2時間くらいはかかった気がする。
特に私は部屋の調度品が好きだった。一番左のは「キリンピアノ(オルガン?だったかも)」で一番のお気に入り。フォルムが可愛い。曲線なんて難しいだろうに、凝っていてほんと好き。
右二つの椅子と机はセットだ。机の脚の部分なんて、こんなにグニャッとしている必要ないのに、凝っているところが権力の象徴感があって好き。
たっぷり宮殿を堪能した後は、クリスマスマーケットへ。
マリエン広場周辺にいくつかのマーケットがあったので、巡っては飲み、巡っては飲みを繰り返した。楽しい。
ミュンヘンでのグルメで美味しかったのがこちら。
ペンネっぽいショートパスタに、チーズクリーム(と、もしかしたらジャガイモのペースト?)が絡まった一品。これがワインにむちゃくちゃ合う。ちょっと濃いめの味付けで、美味しかった。
ミュンヘンでももちろんグリューワインをいただく。マグカップをお土産に決めたのは本当に正解だったと思う。その土地の柄があしらわれているので、見返したときに思い出せる。
さて、次の場所は一番行きたかったところだ。